はじめに
山田裕貴という俳優を知っていますか?彼には、プロ野球選手だった父親がいるのをご存知でしたか?今回は、山田裕貴の父である山田和利さんについて、詳しく掘り下げていきたいと思います。和利さんの野球人生、そして父子関係について、様々な角度から探っていきます。
山田和利のプロ野球人生
まずは、山田和利さんのプロ野球選手時代について見ていきましょう。和利さんは、1983年に中日ドラゴンズに入団し、その後広島東洋カープでもプレーしました。
中日ドラゴンズ時代
1983年、ドラフト4位で入団した和利さんは、内野手として活躍しました。レギュラー獲得には至らず、チームの優勝に貢献する程度でしたが、経験を重ねる良い機会となりました。
当時のチームメイトには、後に解説者となった力石徹さんらがいました。和利さんは控え選手ながら、一生懸命プレーする姿勢が評価されていたそうです。
広島東洋カープ時代
1991年に広島東洋カープへトレードされると、ユーティリティープレーヤーとしての活躍が光りました。内野手、外野手と、あらゆるポジションをこなせる万能さが買われていました。
1994年には打率.286と打撃でも存在感を示し、チームの2位躍進に貢献。最高年俸2070万円を記録するなど、ようやく実力を発揮できる環境が整いました。
引退とコーチ人生
しかし1995年と1996年に故障に見舞われ、平均引退年齢を越えた36歳で現役を引退することになりました。プレーヤー人生に幕を下ろしましたが、その後はコーチとして球界に残り続けました。
2021年まで中日ドラゴンズ、広島東洋カープでコーチやフロント業務に携わり、後進の指導や育成に注力。野球に対する並々ならぬ情熱が垣間見えます。
父と子の絆
次に、プロ野球選手だった父・山田和利さんと、俳優の山田裕貴さんとの関係について見ていきましょう。
野球に憧れた少年時代
子供の頃、山田裕貴さんは父親の影響で野球を始めました。しかし中学時代にはレギュラー入りできず、野球を諦めてしまいます。
その後、高校時代に母校の甲子園出場を見て、「自分で決めたことは最後までやり続けろ」という父の言葉を思い出し、俳優の道へ進むことを決意したそうです。
裕貴の芸能活動を支える父
今では家族全員が山田裕貴さんの芸能活動を応援しています。母親や妹(モデルの山田麻生さん)が舞台を観に行くなど、家族の絆の強さがうかがえます。
また、実家には裕貴さんのグッズがたくさん置かれているそうです。いつも心配そうに見守る父・和利さんの愛情が感じられる一面でもあります。
カラオケで見せた意外な一面
無口で地味な印象の山田和利さんでしたが、カラオケを歌い始めると止まらない意外な一面もあったそうです。上京した際、裕貴さんが父を誘ってカラオケに行ったことがあり、それが良い思い出になったと語っています。
さらに、歌番組にも出演し美声を披露するなど、プライベートでは音楽を愛する一面もあったようです。家族にしか見せない、和利さんの別の顔があったのかもしれません。
まとめ
以上、山田裕貴さんの父・山田和利さんについて、野球人生や親子関係などを多角的に紹介してきました。現役時代から引退後のコーチ人生、そして家族に対する愛情など、様々な側面が浮かび上がってきました。
山田家の物語は、プロ野球選手の夢を追い続けた男と、その父の背中を見て育った息子の姿を通して、家族の絆の大切さを教えてくれる良い事例だと言えるでしょう。野球を超えた、人生の本質を映し出す家族愛に満ちた物語でした。
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