はじめに
w-inds.は、2001年にデビューした3人組ダンス&ボーカルグループです。多くの人気曲を生み出してきた彼らですが、2020年5月に緒方龍一がグループを脱退し、その後ソロ活動に専念することとなりました。本記事では、緒方龍一の脱退理由や現在の活動状況、w-inds.の現状などについて、詳しく解説していきます。
緒方龍一の脱退理由
緒方龍一は、2020年5月31日にw-inds.を脱退し、所属事務所との契約も終了しました。その理由は、心理社会的ストレスの影響から数年間精神的に不安定な状態が続き、医療機関から心身症の診断を受けたためでした。
心身症とは
心身症とは、心理的なストレスが原因で身体に様々な症状が現れる病気のことです。代表的な症状としては、頭痛、吐き気、腹痛、めまい、動悸などがあげられます。緒方龍一の場合は、過剰なストレスが原因で心身の不調を招いたと考えられています。
多忙なスケジュールや人気アーティストとしての重圧、さらには新型コロナウイルス感染症の影響など、様々な要因がストレスの原因となったと推測されています。結果として、休養を余儀なくされ、グループ活動を続けることが難しくなってしまったのです。
脱退に対する他メンバーの反応
緒方龍一の脱退に対し、残りの2人のメンバー、千葉涼平と橘慶太は惜しむコメントを発表しました。長年一緒に活動してきただけに、離れ離れになることは避けられない決断だったことでしょう。
しかし、2人はメンバーの健康を最優先に考え、緒方の決断を理解する立場に立ちました。これまでの思い出を振り返りながらも、それぞれの新しい道を歩むことを応援すると述べています。
緒方龍一の現在の活動
脱退後の緒方龍一は、幼馴染のRYUKIやThe John’s GuerrillaのLEOと3ピースバンド「ALL CITY STEPPERS」を結成し、東京および大阪でツアー「Stepper’s session」を開催しました。また、2021年3月からはソロ名義「DRAVIL」としての活動も本格化させています。
ソロデビューと音楽活動
「DRAVIL」として、1stシングル「ALL TOGETHER/REBORN」を発売し、全国ツアーやフェスの開催など、積極的に音楽活動を行っています。ソロとしての新たな一面を見せつつ、自身のルーツであるロックンロール色の強い音楽性も貫いています。
ワイルドな男らしい雰囲気に磨きがかかった緒方龍一の現在の姿は、ファンからも好評を博しています。心身症については完治したわけではありませんが、徐々に回復しながら活動を続けているようです。
筋肉質な新たな姿
緒方龍一の驚くべき筋肉の画像が、ツイッターなどでも多数投稿されており、ファンの間で大きな話題となっています。かつては可愛らしい男の子だった緒方龍一が、今では筋肉ムキムキの姿に変わっています。
緒方龍一は、有吉反省会に出演し、この変化について触れています。筋トレに熱中し、精神的にもフィジカルにも大きな変化を遂げたようです。そして、夢は「ananの表紙を飾ること」だと語っており、今後の活躍が期待されます。
w-inds.の現状
緒方龍一の脱退後、w-inds.は千葉涼平と橘慶太の2人体制となりました。2020年12月2日に新生w-inds.として「Digital Single “Beautiful Now”」をリリースし、活動を再スタートさせています。
国内外での活躍
2023年には第24回 China Music Awardsにて「ASIAN MOST POPULAR GROUP」部門を受賞するなど、国内外で高い評価を得ています。数多くのライブツアーも開催し、根強い人気を維持しています。
- 2022年 「w-inds. LIVE TOUR 2022 “We are”」
- 2023年 「w-inds. LIVE TOUR 2023 “Beyond”」
今年で結成25周年を迎えるw-inds.は、変わらぬパフォーマンスで、ファンを魅了し続けています。
メンバーの絆
緒方龍一の脱退に際し、メンバー同士の絆の深さが窺えます。緒方の健康を最優先に考え、お互いの道を応援し合う姿勢が伝わってきます。苦しい決断ではありましたが、お互いを思いやる気持ちが感じられます。
緒方龍一とw-inds.の2人のメンバーとの間には、長年の活動を共にした絆があるのでしょう。これからも、お互いを尊重し合いながら、それぞれの道を歩んでいくことでしょう。
まとめ
本記事では、w-inds.の緒方龍一の脱退理由や現在の活動状況、w-inds.の現状などについて、詳しく解説してきました。心身症により一時的に休養を余儀なくされた緒方龍一ですが、現在はソロ活動を通して徐々に回復し、新たな一面を見せています。
一方で、w-inds.も2人体制となりながらも、国内外で高い評価を得て活動を続けています。お互いの道を尊重し合い、これからも音楽の道を歩み続けることでしょう。それぞれの活躍に注目が集まる中、ファンの皆さんも応援を惜しまずに見守っていってください。
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