島根県松江市の郊外、国道431号線沿いにある道の駅「秋鹿なぎさ公園」で「ダンボール授乳室」を設置して、炎上している。
「設置しやすい」というメリットを活かした街づくりの一環として導入されましたものの、批判の声が殺到しています。
この記事では「ダンボール授乳室」の詳細や世間の口コミについて解説します。
また、道の駅に「ダンボール授乳室」を設置して炎上した理由についても解説するため、利用する機会が考えられるお子さんをお持ちの方はぜひ最後までご覧ください。
ダンボール授乳室の値段は?メーカーについても解説
ダンボール授乳室の詳細は以下の通りです。
開発元:広島の紙製品メーカー
値段:59,800円
幅:1メートル
高さ・奥行き:2メートル
特徴:ダンボールのみで作られた授乳室
ダンボール製の授乳室は、広島の紙製品メーカーが開発しました。
幅約1メートル、高さと奥行きは約2メートルで「使用中」の表示に、カーテンも備えられ、ダンボール製とはいえ、授乳室としての機能を十分果たしているそうだ。
一般的に授乳室といえば、ショッピングルームなどにある大きめな個室をイメージするが、この授乳室はダンボールのみで作られている。
道の駅「秋鹿なぎさ公園」とは?「ダンボール授乳室」を設置した理由も紹介
所在地:島根県松江市岡本町1048-1
電話番号:0852-88-3700
営業時間:9時~21時(本館棟「研修室・更衣室・シャワー」)
体験メニュー:カヌー・ヨットおよびペダルボートなどのマリンスポーツ
公式サイト:こちら
道の駅「秋鹿なぎさ公園」は、カヌー・ヨットおよびペダルボートなどのマリンスポーツも楽しめる大型の道の駅です。
道の駅「秋鹿なぎさ公園」に「ダンボール授乳室」が設置されることになった理由は、全国の道路建設業者などでつくる日本道路建設業協会が原因でした。
日本道路建設業協会・岩本康弘幹事は「来やすい環境をつくって、ふれあいの場を多くして、その助けになればありがたい」
松江市・上定市長: 「(有効に活用していきたいと思いますし、ますますたくさんの方に集まっていただきやすくなる」
日本道路建設業協会や松江市は、この授乳室を活用し、子育て世代にも使いやすい環境づくりを目指しているそうだが、世間では一体どんな声が上がっているのでしょうか。
道の駅に「ダンボール授乳室」に対するを世間の口コミ
ここからは道の駅に「ダンボール授乳室」に対する世間の口コミを紹介します。
このように、「上から覗かれそう」や「ダンボールだから鍵もなくてプライバシーに配慮されていない」など多くの非難の声が上がっています。
特に、炎上している理由として女性を軽視しているということで炎上しています。
「ダンボール授乳室」に対するを街の人の口コミ
「簡易な所では、うちの妻はあんまり授乳をしていなかったかな。大型のモールとかだと空間がちゃんとしていたので、授乳しやすかったりと安心感があったんですけど」
引用:yahooニュース
「無いことよりは良いけれど、今は普通のトイレとかでも覗きがあったりするじゃないですか。授乳している時は一番無防備だからすぐには動けないし。だから、これだと簡易すぎるんじゃないかと思います」たんですけど」
引用:yahooニュース
大型モールなどのしっかりした施設の方が、授乳しやすいとの声があります。
また、トイレでも覗きがあるくらいなのに、レジャー施設がある道の駅ではさらに被害が増加する可能性があると考える人もいる。
「ダンボール授乳室」に対する子育て世代の口コミ
「授乳室があるかどうか調べてからでないと安心して出かけられないので、授乳室自体をこうして設置してもらえるのはすごくありがたいことだと思います。ただ人の目に触れないために作られているものだと思うので、赤ちゃんもお母さんも安心できるものだったら、せめて鍵がかけられたりとか、屋根が付いていたりとか、そういうものが設置されると嬉しいです」
引用:yahooニュース
引用:yahooニュース
授乳室を設置してくれることはありがたいことだが、鍵がかけられたりとか、屋根が付いている「常識的な配慮」が必要だという声が上がっています。
道の駅に「ダンボール授乳室」は女性を軽視しているとして炎上
道の駅に「ダンボール授乳室」は女性を軽視しているとして炎上しています。
その理由は以下の通りです。
- 実際に使う女性の羞恥や恐怖に無頓着過ぎる
- 子育て層が粗末に扱われている感がある
- 授乳している時は一番無防備だからすぐには動けな
炎上している理由を見ても、明らかなように女性への配慮が足りていない事が考えられます。
扉付きで鍵がかかっているだけでも、プライバシーに配慮した作りになっていますが、カーテン1枚では心許ない気持ちは否めません。
やはり、利用する側の目線に立って設置することが何より大切であるということが分かります。
道の駅に「ダンボール授乳室」は女性へのプライバシーへの配慮が足りていない!
ここまで「ダンボール授乳室」を設置して炎上した理由や口コミについて解説しました。
ダンボール授乳室は、授乳室が少ないことで困っている女性のために作られたものだと思います。
ただし、扉や鍵がなく天井は吹き抜け。こんな授乳室を快く女性は日本にはごく少数ということは明らかです。
今後、全国にも「ダンボール授乳室」が寄贈されるそうですが、いち早くプライバシーに配慮した改善が施されることを願うばかりです。
コメント