お笑いコンビ・野性爆弾のくっきーとロッシーは、個性的で天然な芸風で人気を博しています。このブログでは、彼らの紹介や独自の芸風、エピソードなどを詳しく紹介します。守山市出身の幼馴染から始まった2人の活動の軌跡と、笑いの秘密に迫ります。
1. くっきーとロッシーの紹介
野性爆弾は、お笑いコンビ「野性爆弾・くっきー」のくっきーとロッシーからなります。彼らは滋賀県守山市出身で、幼馴染でもあります。
1.1 くっきーのプロフィール
くっきー(本名:川島邦裕)は野性爆弾のボケとネタ作りを担当しています。彼は身長180cm、体重99kgの体格を持ちますが、その風貌とは裏腹に、非常に個性的な芸風を持っています。
くっきーの特徴的な点は以下のとおりです:
– 舞台で自作の小道具を多用すること
– 舞台袖にハケて声だけでコントを展開すること
– ネタの始まりに「野性爆弾」「爆弾コント」といったフレーズを使うこと
彼は音楽や絵画、小道具制作など、多岐にわたる才能を持っており、その作品は常軌を逸した独創性があります。
1.2 ロッシーのプロフィール
ロッシー(本名:城野克弥)は野性爆弾のツッコミを担当しています。彼も身長180cmで、体重76kgの体格を持っています。
ロッシーは滑舌が悪く、天然ボケな言動や行動が多いため、ボケ・ツッコミが明確でなくなることもあります。しかし、彼の心優しい性格と天然さが相まって、奇人としての魅力を持っています。
1.3 幼馴染からのコンビ結成
くっきーとロッシーは幼稚園からの幼馴染であり、一緒に学校を過ごしてきました。高校時代には他の2人の同級生とともにバンドやお笑い活動をしていた4人で、NSCに入学しました。そこで彼らはコンビを結成し、野性爆弾としての活動を始めました。
以上がくっきーとロッシーの簡単な紹介です。彼らの個性的な芸風と幼馴染からの絆が、野性爆弾の魅力となっています。次のセクションでは、くっきーに焦点を当て、彼の個性的な芸風について詳しく見ていきましょう。
2. くっきー!の個性的な芸風
くっきー!は独自の芸風で知られています。彼のコントはかなり大胆で、人々の好みが分かれることもあります。以下はくっきー!の芸風の特徴です。
1. 自作の小道具を多用する
くっきー!は自分で小道具を作り、それを積極的に使います。これにより、彼のコントはより独創的な要素を持っています。
2. 舞台袖にハケて声だけでコントを展開する
くっきー!はいつも舞台袖に退き、声だけでコントを進行させます。これにより、聴衆はくっきー!の声の表現力に注目することができます。
3. ロッシーが状況を説明してコントを開始させる
コントが始まる前に、ロッシーが状況を説明し、観客を盛り上げます。これにより、くっきー!のコントがより理解しやすくなります。
4. 敢えて1分間ほど沈黙する
くっきー!は時折、劇的な効果を狙って1分間ほど沈黙します。この沈黙は観客に緊張感を与え、笑いをより一層引き立てます。
5. スベった空気から逃げるようにしてコントを終了させるオチ
くっきー!のコントは、しばしばスベった空気から逃げるようにして終了します。このオチは驚きやユーモアを提供し、観客を笑わせます。
くっきー!のネタは初期からあまり変わっていないと言われることもありますが、彼自身は構図に非常にこだわっています。バランスは彼にとって非常に重要であり、彼のネタの成功には欠かせない要素です。
また、くっきー!は自身の顔をモチーフにした作品も多く制作しています。彼はいつもその時の気分に合わせて作品を描き進め、完成図を持たずに作業します。デッサンが終わると、ペンで輪郭を描き、アクリル絵具でカラフルに仕上げます。アクリル絵具を使う理由は、ドライヤーで速乾させやすいからだそうです。最後には、マジックで縁取りして黒で絵を”締める”ことも彼の画風です。
くっきー!の作品は非常に個性的であり、制作時間が限られているにも関わらず、彼のこだわりが感じられます。彼の芸風は好みが分かれるかもしれませんが、彼の独特なスタイルには彼ならではの魅力があります。
3. ロッシーの天然エピソード
ロッシーさんは野性爆弾のツッコミ担当であり、その天然な性格や行動が特徴となっています。彼の天然エピソードには以下のようなものがあります。
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天然な言動と行動の数々
– ロッシーさんは滑舌が悪く、時には常識外の言動や行動をすることがあります。
– 彼のボケとツッコミが明確でなくなることもあります。
– 常識にとらわれず、自然体で行動するため、奇人扱いされることもあります。 -
心優しい性格と天然の組み合わせ
– ロッシーさんは並外れて心優しい性格であり、優しさに加えて天然な一面があります。
– その天然さが彼の人柄を際立たせ、多くの人に愛されています。 -
野性爆弾のメンバーからの信頼
– ロッシーさんは無頼に見える一方で、協調性も抜群です。
– 野性爆弾のメンバーからは信頼されており、仲間内では厚い信頼関係が築かれています。 -
野性爆弾の活動においてのロッシーの役割
– ロッシーさんは野性爆弾のツッコミ担当として、コントの進行役を務めています。
– 彼の状況説明やボケとの掛け合いによって、コントが盛り上がることが多いです。
ロッシーさんの天然さは、野性爆弾のコンビの個性を引き立てる重要な要素となっています。彼の天然な言動や行動は、笑いを提供するだけでなく、仲間内での信頼関係やコントの魅力を高める役割も果たしています。
4. 野性爆弾の大阪時代のエピソード
大阪時代には、野性爆弾は苦しい時期を経験しました。彼らの独自でマニアックな芸風のせいで、仕事の機会は限られており、生計を立てるためにはパチンコで稼ぐ日々を送っていました。しかし、野性爆弾だけでなく、同期の芸人たちもパチンコ好きであり、パチンコ屋でよく一緒に遊んでいました。
大阪時代には、野性爆弾と同期の芸人たちとのつながりが強く、特にシャンプーハットとは深い関係がありました。また、くっきー!とてつじ、ロッシーと恋さんもプライベートで親しい関係でした。
野性爆弾の中でも、井上聡とくっきー!は非常にシュールかつブラックなネタを作りました。2人だけの間で共有されるマイナーなネタは、お笑いイベント『圧力団体』などで披露されました。
大阪時代の野性爆弾のトレードマークと言えるネタには、新幹線に見立てた青い上履きがありました。しかし、同期の吉田敬によって『笑いの金メダル』という番組でパクられてしまいました。
また、野性爆弾には「フェギョマン」というコントもありました。このコントでは、まずロッシーが舞台に登場し、「みんなでフェギョマンを呼ぼう!」と呼びかけます。最初は何も起こらないものの、次第にお客さんも声援を送り始めます。しかし、それに対してロッシーのテンションが下がり、お客さんに対してキレてしまう展開となります。最後にはフェギョマンに扮したくっきー!が登場し、コントは終了します。このコントは2人による「ドッキリ」として知られています。
あるエピソードでは、野性爆弾があるお嬢様大学の学園祭に出演し、男性の陰部を鍾乳石に見立てたネタを披露しました。しかし、その後大学からの吉本の芸人へのオファーがなくなってしまったとされています。
大阪時代の野性爆弾は困難な時期を乗り越えながらも、独自の芸風や個性的なネタで活動を続けていました。パチンコでの収入や仲間とのつながり、そしてマイナーなネタやコントの創造など、彼らの大阪時代のエピソードは彼らの芸人としての成長の一端を示しています。
5. 野性爆弾の東京進出とブレイク
野性爆弾は、大阪での活動を経て東京に進出し、ブレイクするきっかけとなりました。東京への進出後、彼らの個性的なネタやパフォーマンスが注目を集め、人気が急上昇しました。
テレビでの活躍
東京進出後、野性爆弾は数々のテレビ番組に出演しました。彼らのコントやネタは、一風変わった雰囲気や衝撃的な内容で、視聴者の心を掴みました。特に、「笑いの金メダル」での青い上履きを新幹線に見立てたネタは人気を博しましたが、同期の吉田敬(ブラックマヨネーズ)にパクられるというエピソードもありました。
バラエティ番組以外でも活躍
野性爆弾はバラエティ番組以外でも幅広く活躍しています。彼らは単独でのライブやイベントにも積極的に参加し、独自の世界観を披露しています。また、野性爆弾は音楽活動やアート活動など、お笑いの枠を超えてさまざまな分野で才能を発揮しています。
ブレイクの裏側
一方で、野性爆弾のブレイクは簡単なものではありませんでした。彼らは大阪時代からマニアックな芸風で活動しており、認められることが少なかったと振り返っています。大阪時代には相方のくっきーと辞めようかと話し合うこともあったほどです。
しかし、彼らは自分たちの個性を貫き通し、それが東京でのブレイクにつながりました。くっきーは特に個性的な芸風で人気を博し、2018年の上半期には「ブレイク芸人ランキング」で1位に選ばれるなど、その存在感は絶大です。
野性爆弾の東京進出とブレイクは、彼らの個性や努力の賜物です。彼らのパフォーマンスは見る人を魅了し、多くのファンを惹きつけています。今後も彼らの活躍に期待が高まります。
まとめ
野性爆弾は大阪時代から独特の芸風を持ち、苦難を乗り越えて東京へと進出しました。そして、彼らのユニークな個性と創造力が高く評価され、大きな人気を得るに至りました。くっきーの仰木的で奇抜なコントや、ロッシーの天然な魅力など、野性爆弾の魅力は多岐にわたります。未だ進化を続ける彼らのパフォーマンスは、今後も多くのファンを楽しませ続けるでしょう。野性爆弾のさらなる活躍に目が離せません。
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