2024年2月14日、資産家の夫婦が逮捕されました。逮捕容疑は4歳の娘を薬物で殺害した容疑です。
この記事では、細谷健一容疑者・細谷志保容疑者の起こした事件、資産家だった夫婦について解説していきます。
事件の概要
2023年3月、東京・台東区の自宅マンションで4歳の次女・細谷美輝(よしき)ちゃんに、車の不凍液などに使われる人体に有害な物質「エチレングリコール」・抗うつ薬「オランザピン」を摂取させ、中毒死させたとして両親である細谷健一容疑者・細谷志保容疑者が警視庁に逮捕されました。
エチレングリコールとオランザピン
人体に有害な物質である「エチレングリコール」はもちろんのこと、主に統合失調症など妄想や幻覚を伴う症状を和らげる際に処方される「オランザピン」は乳幼児に対して処方されることはないということなので、4歳の子どもがこれらの成分を誤って致死量を摂取するというのはあまり考えられないですよね。
密室である自宅が現場となっているため、家宅捜索などで証拠となるものを積み上げて、やっと11ヶ月後に逮捕できたのだなという印象です。
自宅マンションの冷蔵庫からは小分けになっていた不凍液も発見されており、パソコンからも購入履歴が見つかっているとのことで、これらな故意に摂取させていたという証拠になったのでしょうね。
細谷健一容疑者・細谷志保容疑者の顔画像
逮捕当日 細谷健一容疑者(右)細谷志保容疑者(左)
昨年6月の両容疑者
美輝(よしき)ちゃんが亡くなったのが2023年3月で、2023年6月には報道機関が両容疑者を取材しているので、早い段階で疑われていたのが分かりますね。
浅草でホテルを経営する資産家夫婦
細谷容疑者らは浅草にある「浅草ホテル旅籠」を経営する資産家だったようです。
細谷容疑者が経営するホテル
健一容疑者の父親が革製品の加工会社を経営しながら浅草に開業したホテルで、客室が約40部屋。全室畳張りの和をコンセプトにしたホテル。2020年に建物を増築してリニューアルオープンし、外国人にも好評のようでGoogleのホテルの口コミで星は平均4.1でした。
他にも、ホテルから10分程度の距離にある自宅マンションの建物も所有しており10階建ての最上階に自宅を構え、家賃収入だけで月200万円ほどになっていたという事です。
細谷健一容疑者のFacebook
細谷健一容疑者のものと見られるFacebookのアカウントが見つかりました。
細谷健一容疑者のFacebook
高校・大学とも私立校に通っていますね。卒業後は父親の事業を継いだということでしょうか?
まとめ
裕福で、一見すると何不自由なく子どもを育てていくことができる家庭に見えますが、そうではなかったという事ですね。
4歳で亡くなってしまった美輝(よしき)ちゃん、細谷容疑者夫婦の10歳の長男・8歳の長女が不憫でなりません。
健一容疑者は否認・志保容疑者は黙秘しているようですが、2018年に不審死した健一容疑者のお姉さんの件も含め、解明されますことを願います。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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